換気システムとは
                          
シックハウスの深刻化を受けて、国が建築基準法を改正しました。シックハウスの原因とされているホルムアルデヒドを建物から追放しようというこの法律は、新築の住宅などにおいて、建材の規制強化とともにリビングなどを含む全居室に換気システムの設置を義務化しました。住宅のすべての部屋を強制的に換気するよう求めています。24時間換気システムは 、機械式換気
とか強制換気と呼ばれることもある。従来の換気(=窓を開けて風を入れ、室内の空気を入れ換える)と異なり、窓を開けずに 、電動ファンなどの機械の力で室内の空気を強制的に入れ換えるものです。その際、室内の空気がまんべんなく入れ替わるように考えられているのも特徴。従来の換気では、住宅中心部や収納内の空気が入れ替わりにくく 、空気がよどむ場所ができやすかった。空気がよどむと、カビが発生しやすく 、ダニも生じやすかったのです。その点、24時間換気システムならば、収納内も含め、家中の換気を実現してくれるのです。
換気を行うときの運転音や風は、気にならないレベルに抑えられます。
換気回数は、住まい全体で1時間に0.5回以上が必要。
隙間の多い昔の日本家屋では、1時間に3〜5回くらい空気が入れ替わっていました。しかし、近年の住宅では、自然換気による換気回数は1時間に0.1〜0.2回しか望めません。快適な居住環境を保つため には、1時間で0.5回の換気が必要であり、機械換気で補わなければなりません。改正建築基準法では 、自然換気による換気回数を算入せずに、機械換気で0.5回/hを確保することが求められています。
換気方法は、給気と排気を機械で行なうか自然に任せるかど以下の4タイプに分けられます。
   給気 排気
機械換気 第1種 機械 機械
第2種 機械 自然
第3種 自然 機械
自然換気 自然 自然
 ※「自然」とは壁に穴を開けて換気口を設けたもの。

 また、機械換気にも2種類あります。
ダクト方式  換気扇本体、換気を行なうためのダクトを
 天井裏などに施工
ノンダクト方式  給気用、排気用の換気扇(パイプハン)を
 各室の外に面した壁に施工
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ダクト方式  ノンダクト方式
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